前回の投稿では、水道蜂プロジェクトで三崎祭の体験に使用する蜜蝋の精製についてご紹介しました。ここでは、その蜜蝋を使った天然素材の「水道蜂クリーム」の製作について紹介します。蜜蝋を使ったハンドクリームの基本的な製作方法は多くのサイトで紹介されていますので、ここでは割愛いたします。
ハンドクリーム製作の材料(10g分)
ハンドクリーム10gを作るために用意した材料は、以下の通りです。
・蜜蝋;2g
・キャリアオイル(ホホバオイル);10ml
・エッセンシャルオイル;1~2滴 ※蜜蝋本来の香りを楽しみたい場合は使用しません。
また、製作道具は主に100円均一で調達しました。
・ハンドクリームを入れるケース / プラスチックカップ / トレイ&ボール / 爪楊枝 など
湯煎にかけ、蜜蝋をある程度溶かしてから、キャリアオイル(ホホバオイル)を入れます。再度、蜜蝋が溶けきるまで爪楊枝でかき混ぜます。蜜蝋が完全に溶けきったら、ケースに入れて冷まします。エッセンシャルオイルを入れる場合は、粗熱を取ってから、1~2滴入れます。熱いと香りが飛んでしまいます。
この一連の作業は、大体15~20分ぐらいで完了します。なお、エッセンシャルオイルを入れない場合は、蜜蝋とハチミツの甘い香りがほのかに漂う仕上がりとなります。
「水道蜂クリーム」の特長と注意点
天然成分由来の水道蜂クリームは、高い保湿力で肌を保護し、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。ただし、添加物を使用していないため、長期保存には適していませんのでご注意ください。





