期間限定で経済学部の学食「レザン」において、「水道蜂ハニー」を使用した特製チーズケーキが登場しました!!芳醇なハチミツの香りと優しい甘さは、勉強の合間の最高の癒やしです(たぶん…)。
この特別なスイーツを、学生の多くの皆さんに気軽に楽しんでいただきたいという思いから、180円という特別価格で提供されています。この機会に、レザンで特別なブレイクタイムをお楽しみください。


期間限定で経済学部の学食「レザン」において、「水道蜂ハニー」を使用した特製チーズケーキが登場しました!!芳醇なハチミツの香りと優しい甘さは、勉強の合間の最高の癒やしです(たぶん…)。
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11月23日に行われた全国学生養蜂サミット2025(ミツバチサミット2025)に参加しました。全国各地の高校・大学から集まった学生養蜂家の方々と、共通の話題で活発な意見交換を行い、大いに盛り上がりました。やはり共通の課題として、ダニ対策やスズメバチ対策などが主な話題となりました。今年4月から養蜂を始めた私たちとは異なり、中には10年を超える歴史を持つ学校もあり、その活動の重みと伝統を感じました。私たちもその経験に学び、活動を継続・発展させていかなければならないと強く感じています。
午前中は口頭発表を行い、午後からはブース展示を実施しました。日頃からお世話になっている学校関係者の皆様への感謝の気持ちを込め、3Dプリンターで製作したBeeスペーサー(育児圏8mm、貯蜜圏12~15mm)の配布や、BeehiveHookの展示を行いました。
さらに、「水道蜂ハニー」の試食会も実施しました。これほど大勢の方に試食していただく機会は初めてでしたので、「美味しい」という感想をいただけるか、正直少し心配でした。しかし、その心配はすぐに杞憂に終わりました。試食された皆さんが笑顔で「美味しい」と言ってくださる表情を見て、私たちも大変大きな喜びを感じました。
これらの活動に加え、活動の「ご褒美」とも言える素晴らしい成果をいただきました。サミット内の「はちみつ品評部門」において、日本大学経済学部3号館屋上での活動で生産した「水道蜂ハニー」が、見事最優秀賞を受賞いたしました。
今後も、安全で質の高い養蜂活動を通じて、皆様に喜んでいただける「水道蜂ハニー」をお届けできるよう、プロジェクト一同邁進してまいります。
ありがとうございました‼


2025年11月22~24日のミツバチサミット2025に水道蜂プロジェクトも23日の全国学生養蜂サミット2025とポスターセッションに参加させていただきます。初めてのミツバチサミットに参加するので、サミットの雰囲気が分かりませんが、多くのプロの養蜂家さんや学生養蜂家の皆さんと交流できることに、今から胸が高鳴っています。
ブースでは、私たちが採蜜した「水道蜂ハニー」をご試食いただけるよう準備しています。また、「水道蜂クリーム」などの関連製品の展示も検討中です。差別化を図るべく制作したショートムービーは、少々「攻めた」内容になってしまいましたが、会場を明るく盛り上げられれば幸いです!
ポスターセッションでは、真面目に「夏季における巣箱の過熱対策とその有効性」というタイトルで発表を行います。この研究を一言で要約すると、,「都市養蜂の巣箱の過熱対策には、白色塗装と遮熱反射板の組み合わせが極めて有効である。」という結論です。屋上という過酷な環境下で、ミツバチを守るため、真夏の晴天日に様々な条件下で科学的な温度計測を実施し、その有効性を実証しました。この成果を基に、今後の養蜂箱の改善を進めていきます。
ぜひブースとポスターセッションにお立ち寄りください!お待ちしています!
要旨は以下の通りです。
近年、都市養蜂はビルの屋上などでの飼育が増加している。しかし、屋上という場所は日陰が少なく、温暖化による夏季の猛暑とコンクリートの照り返しにより、ミツバチに過酷な熱ストレスを与え、群勢衰退の深刻な要因となっている。本研究は、この課題に対処するため、養蜂箱の過熱対策である塗装色の選択と遮熱反射板の有無を比較検証することを目的とした。異なる塗装色と反射板の組み合わせを施した巣箱を用い、夏季の晴天日における巣箱内部の温度変化を計測した。その結果、白色および反射板の設置が温度上昇を効果的に抑制する極めて有効な対策であることがわかった。

日本大学経済学部の三崎祭(2025年11月02日~03日)では、多くの方々に水道蜂プロジェクトのブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。今回は、蜜蝋とホホバオイルだけで作る天然素材100%のハンドクリーム「水道蜂クリーム」の製作体験を実施し、おかげさまで大盛況となりました。来場者の方々から「水道蜂クリームをぜひ販売してほしい」との大変嬉しいご要望も多数いただきました。しかしながら、販売には法律面などでのハードルが非常に高く、現時点では実現が難しい状況です。ご理解いただけますと幸いです。
また、11月02日には三崎祭と併せてホームカミングデーが開催され、多くの卒業生が集まる中、懇親会場で水道蜂プロジェクトをPRする貴重な機会をいただきました。当日は、大川プロジェクトマネージャー(PM)とマスコットキャラクターのハッチーが参加し、活動の魅力を発信したところ、用意していた「水道蜂ハニー」はすべて完売となりました! ご購入いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
水道蜂プロジェクトは、来年の三崎祭でもブースの出店を計画しております。今後ともよろしくお願いいたします。


2025年11月02日~03日に開催される日本大学経済学部の三崎祭にて、「水道蜂プロジェクト」は、蜜蝋を使った天然素材のハンドクリーム「水道蜂クリーム」を無料で製作体験できるブースを出展します。
天然の甘い香りに包まれた、ご自身だけのオリジナルハンドクリームを作ってみませんか?
私たちプロジェクトメンバーも、みなさまに最高の体験を提供できるよう、すでに試作品のハンドクリームを製作し、準備万端です!
さらに、当日は「水道蜂ハニー」の販売も行います。
この貴重な機会に、ぜひ私たちのブースへお立ち寄りください。プロジェクトメンバー一同、みなさまのご来場を心よりお待ちしております。



前回の投稿では、水道蜂プロジェクトで三崎祭の体験に使用する蜜蝋の精製についてご紹介しました。ここでは、その蜜蝋を使った天然素材の「水道蜂クリーム」の製作について紹介します。蜜蝋を使ったハンドクリームの基本的な製作方法は多くのサイトで紹介されていますので、ここでは割愛いたします。
ハンドクリーム10gを作るために用意した材料は、以下の通りです。
・蜜蝋;2g
・キャリアオイル(ホホバオイル);10ml
・エッセンシャルオイル;1~2滴 ※蜜蝋本来の香りを楽しみたい場合は使用しません。
また、製作道具は主に100円均一で調達しました。
・ハンドクリームを入れるケース / プラスチックカップ / トレイ&ボール / 爪楊枝 など
湯煎にかけ、蜜蝋をある程度溶かしてから、キャリアオイル(ホホバオイル)を入れます。再度、蜜蝋が溶けきるまで爪楊枝でかき混ぜます。蜜蝋が完全に溶けきったら、ケースに入れて冷まします。エッセンシャルオイルを入れる場合は、粗熱を取ってから、1~2滴入れます。熱いと香りが飛んでしまいます。
この一連の作業は、大体15~20分ぐらいで完了します。なお、エッセンシャルオイルを入れない場合は、蜜蝋とハチミツの甘い香りがほのかに漂う仕上がりとなります。
天然成分由来の水道蜂クリームは、高い保湿力で肌を保護し、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。ただし、添加物を使用していないため、長期保存には適していませんのでご注意ください。




ミツバチたちが活発に活動する春は、無駄巣(巣板以外に作られた巣)が多く生じます。また、採蜜の際に行う蓋切りによっても蜜蝋が生じるため、これらを現在まで一斗缶で保管していました。蜜蝋についたハチミツがほのかに甘い香りを漂わせています。
今回は三崎祭(日大経済の文化祭)で、水道蜂プロジェクトはこの蜜蝋を使ったハンドクリーム作り体験を無料で行います。多くの皆様に体験していただくため、現在、蜜蝋の抽出作業を進めています。
その準備として、先日、無駄巣・蜜蓋から蜜蝋の精製を行いました。本館5階のオープンスペースでお湯を沸かし、その中にを入れて溶かしていきます。蜜蝋は約60℃で溶け始めていきます。大きなゴミは茶漉しで取り除き、冷まし固めていきます。冷えて固まった蜜蝋には、まだ細かいゴミが含まれているため、時間をおいてから、さらに2度目の精製を実施します。


次に、細かいゴミを取り除くために、今度はガーゼを使って再精製を行いました。当初、コーヒーのペーパーフィルタも試してみたのですが、目が細かすぎて、液体の蜜蝋が濾される前に冷えて固まってしまいました。いくつか方法を試した結果、ガーゼが最も適していることが明らかになりました。ガーゼで濾した蜜蝋は、シリコン製の製氷皿で冷やして固めました。この2段階の精製を行うことで、不純物のない、鮮やかな黄色の蜜蝋が精製することができました。


水道蜂プロジェクトは、3号館屋上に養蜂箱を設置しています。この屋上は、大規模な空調施設や太陽光パネルなどが大部分を占めていますが、ミツバチを飼育できるスペースとして幅3m × 長さ7mの限られたエリアを確保しています。緑の少ない都会の環境の中で、ミツバチがどのように蜜源を見つけ、飛行ルートを定めているのか、ず~~っと疑問でした。また、屋上は安全確保のため背丈を超えるフェンスで厳重に覆われているため、なかなか外の景色を眺めることができません。
そこで私たちは、ミツバチの目線での景色はどのようなものか確認したいと考え、7mの測量スタックの先端にデジタルカメラ(RICHO GR)を取り付け、タイムラプス機能を用いて数百枚の画像を撮影しました。さらに、これらの膨大な画像をパノラマ作成ソフトで精密に合成し、一枚の広大な俯瞰画像を作成してみました。


3号館屋上からの眺め(250817撮影)
普段は意識しない屋上からの眺望を確認すると、広大な緑地である皇居が予想以上に近くに位置していることに驚きを感じました。この発見は、ミツバチの主要な蜜源の推定や、都市環境における採餌行動の分析を行う上で非常に重要な手掛かりではないかと考えられます。都市での養蜂だからこそ得られた貴重な知見ですね。
10月5日(日)からTOKYO FM(JFN37局ネット)で始まる「日曜大学 supported by 日本大学」内で、水道蜂プロジェクトの1分間CMを放送していただけることになりました。
実は、CM収録では緊張のあまり数十回も撮り直しに!少し恥ずかしいですが、「このCM、誰の声だろう?」と楽しんでいただけたら嬉しいです。10月5日(日)の初回放送から、ぜひ毎週日曜日13:30~、番組と合わせてお聞きくださいっ!


8月末に設置したミツバチヘギイタダニ対策の薬剤を、約1ヶ月後の9月25日に取り外しました。巣門近くに設置したプラスチック下敷きには、大量のミツバチヘギイタダニが確認でき、既に動かない状態になっていたことから、薬剤の効果があったと判断できます。ミツバチヘギイタダニは、日本の侵略的外来種ワースト100に指定されるほど深刻化しており、その対策は養蜂にとって急務となっています。今回薬剤を設置した2群について、ミツバチヘギイタダニの駆除数をカウントしたところ巣箱Mで240匹、巣箱Jで391匹の駆除をすることができました。なお、ダニの数が多いので、スマフォのカウントアプリを使用して集計を行いました。今回の女王蜂隔離による育児圏断絶と薬剤の組み合わせは、ミツバチヘギイタダニを効率的に駆除する上で極めて有効であり、越冬前のダニ密度を大きく下げ、健全な群勢維持に繋がると期待できます。

