三崎祭

日本大学経済学部の三崎祭(2025年11月02日~03日)では、多くの方々に水道蜂プロジェクトのブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。今回は、蜜蝋とホホバオイルだけで作る天然素材100%のハンドクリーム「水道蜂クリーム」の製作体験を実施し、おかげさまで大盛況となりました。来場者の方々から「水道蜂クリームをぜひ販売してほしい」との大変嬉しいご要望も多数いただきました。しかしながら、販売には法律面などでのハードルが非常に高く、現時点では実現が難しい状況です。ご理解いただけますと幸いです。

また、11月02日には三崎祭と併せてホームカミングデーが開催され、多くの卒業生が集まる中、懇親会場で水道蜂プロジェクトをPRする貴重な機会をいただきました。当日は、大川プロジェクトマネージャー(PM)とマスコットキャラクターのハッチーが参加し、活動の魅力を発信したところ、用意していた「水道蜂ハニー」はすべて完売となりました! ご購入いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

水道蜂プロジェクトは、来年の三崎祭でもブースの出店を計画しております。今後ともよろしくお願いいたします。

三崎祭準備

2025年11月02日~03日に開催される日本大学経済学部の三崎祭にて、「水道蜂プロジェクト」は、蜜蝋を使った天然素材のハンドクリーム「水道蜂クリーム」を無料で製作体験できるブースを出展します。

天然の甘い香りに包まれた、ご自身だけのオリジナルハンドクリームを作ってみませんか?

私たちプロジェクトメンバーも、みなさまに最高の体験を提供できるよう、すでに試作品のハンドクリームを製作し、準備万端です!

さらに、当日は「水道蜂ハニー」の販売も行います。

この貴重な機会に、ぜひ私たちのブースへお立ち寄りください。プロジェクトメンバー一同、みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

三崎祭に掲載したパンフレット

蜜蝋抽出

ミツバチたちが活発に活動する春は、無駄巣(巣板以外に作られた巣)が多く生じます。また、採蜜の際に行う蓋切りによっても蜜蝋が生じるため、これらを現在まで一斗缶で保管していました。蜜蝋についたハチミツがほのかに甘い香りを漂わせています。

今回は三崎祭(日大経済の文化祭)で、水道蜂プロジェクトはこの蜜蝋を使ったハンドクリーム作り体験を無料で行います。多くの皆様に体験していただくため、現在、蜜蝋の抽出作業を進めています。

その準備として、先日、無駄巣・蜜蓋から蜜蝋の精製を行いました。本館5階のオープンスペースでお湯を沸かし、その中にを入れて溶かしていきます。蜜蝋は約60℃で溶け始めていきます。大きなゴミは茶漉しで取り除き、冷まし固めていきます。冷えて固まった蜜蝋には、まだ細かいゴミが含まれているため、時間をおいてから、さらに2度目の精製を実施します。

次に、細かいゴミを取り除くために、今度はガーゼを使って再精製を行いました。当初、コーヒーのペーパーフィルタも試してみたのですが、目が細かすぎて、液体の蜜蝋が濾される前に冷えて固まってしまいました。いくつか方法を試した結果、ガーゼが最も適していることが明らかになりました。ガーゼで濾した蜜蝋は、シリコン製の製氷皿で冷やして固めました。この2段階の精製を行うことで、不純物のない、鮮やかな黄色の蜜蝋が精製することができました。