初採蜜、ハチミツ25kg!!

昨年度から始まった水道蜂プロジェクト。1年目は養蜂技術の習得および人脈構築に励みました。そして2年目となる今年、ついに日大経済学部の屋上に養蜂箱を設置し、初めての採蜜を行う運びとなりましたっ!! 今回は、渡辺先生のご指導のもと採蜜を実施。また事前に、メンバーの1人は明海大学の採蜜活動に見学させていただき、多くを学ぶことができました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

梅雨に入り不安定な天気が続いていましたが、私たちの願いが届いたのか、採蜜を行った6月12日(木)は快晴に恵まれました。午前8時からの内検作業を終えてから採蜜の準備に取り掛かりました。具体的には、貯蜜圏(ハニースペース)の巣板に付いたミツバチをハケで丁寧に巣箱に落とし、その巣板を空の巣箱に移して屋上から採蜜場所の別の建物まで運びます。人通りの多い白山通りを、蜜がぎっしり詰まった巣箱を運んでいると、なんと外国の観光客の方から声をかけられました。驚いたことに、その人はハワイのマウイ島の養蜂家で、東京の都心で実施している養蜂に興味津々の様子でした。

採蜜作業は、屋外で養蜂器具の洗浄が可能な本館5階で実施しました。渡辺先生から蜜蓋を削ぎ落とす方法を教わり、私たちは合計14枚の巣板から蜜蓋を除去。その後、重さがほぼ同じ2枚の巣板を選んでバランスを調整し、遠心分離機でハチミツを分離しました。タンクにどんどんハチミツが貯まっていく様子は、まさに感動の連続でしたっ!!

当日はプロジェクトの学生だけでなく、学生広報委員、大学職員、そして学部長にもお越しいただきました。スーパーで売られているハチミツと採れたてのハチミツを食べ比べたり、ハチミツを囲んで交流することで、非常に有意義な時間を過ごすことができました。